こんにちは管理人です。
今回は、加害者が逃走した状況でも保険の保障の特約をつけていた為、しっかり保険が適応された体験談です。

彼女とのデート中に、トラブルに巻き込まれ

交通事故の体験談は、私が24歳ごろの体験です。

当時私は普通の会社員で、月に1度は彼女を車に乗せてドライブを楽しんでいました。

ドライブを楽しむといっても、よくいる車を趣味にしているようなお金持ちの方々とは違い、昔購入した軽自動車で普段なかなか電車では行けないところに車で行く、というデートの仕方を楽しんでいるような間柄でした。

その日は、住んでいる都道府県の中でも一番都会かつ一番ガラの悪いといわれる地域に買い物に出かけたのです。

買い物を済ませ、車に乗り込み、主要幹線道路に合流するための片側一車線道路で信号待ちをしていました。

その時、事故は起こりました。

信号待ちをしている私の車の前には、1台既に同じように信号待ちしている大きなワンボックスカーがいました。

また、私の後ろには高級外車のセダンが1台。

つまり私はワンボックスカーとセダンの間に挟まれ、合計3台で信号待ちをしていたのです。

ワンボックスカーが突然バック、逆玉突きに

もうすぐ信号が青に変わるかと、顔を上げたその時でした。

後ろからものすごいスピードでスポーツカーが反対車線を逆走し、信号待ちしている私たちを追い越しました。

驚いたのもつかの間、その車は私の前のワンボックスカーの前に、道をふさぐように車を停車させたのです。

するとそのスポーツカーからガタイの良い兄ちゃんたちが3~4人出てきて、ワンボックスカーを蹴るやら殴るやら・・・

そして運転席に向かって叫び散らしています。

これは変なことに巻き込まれるかも・・・と嫌な予感がしたその時でした。

見事にその予感は的中したのです。前のワンボックスカーのバックランプが点灯しました。

それだけはやめてくれと心の中で叫びましたが、時は既に遅しとはこのことでしょうか。

信号待ち程度の車間距離ですから、あっという間に私の車に逆玉突き状態。

私の車は一瞬にして、ワンボックスカーとセダンの間でボコボコに凹んでしまいました。

ワンボックスカーはといえば、バックしたことで前のスポーツカーとの距離が出来、そこを上手く拭って走り去ってしまったのです。

スポーツカーはそれを見て、慌てて追いかけて行きました。これには私たちも後ろのセダンもあぜん。時間にして、5分程度の出来事だったと思います。

相手方が不明の場合も保障の特約をつけていた

私たちの車と、後ろのセダンの車はとりあえず人の邪魔にならないところに車を停車させ、警察を呼びましたが、加害者軍団が一人もいないという現実に不安しかありませんでした。

私の車のボンネットは浮き上がり、しまり切っておらず、後ろのトランク部分もボコボコ。結局、相手はその日戻ってこず。

富士火災の任意保険に加入していたため、そちらに相談すると、幸い、車両保険もしっかりカバーできる内容でした。

更に、当て逃げなどの相手方が不明の場合も保障してもらえる特約を付けていたようで、加入の際はあまり意識もしていませんでしたが、このような事態になって初めて、「この内容で勧めてくれた担当者さんありがとう」と思いました。

結果的に保険適応で私の車は以前よりもきれいな状態になり、近々行われた車検も何のメンテナンスもなく通過できるという状態まできれいになりましたが、あの大きな車が下がってくる光景は今でも思い出すとぞっとします。

被害者になったときの保障も大切

事故としては少し稀なケースかもしれませんが、「相手方に払ってもらえなかったらどうしよう」という不安は他の事故の方々にも当てはまるのではないかと思います。

例えば、事故の相手が任意保険に加入していない、無免許である、保険適応外の運転者だったなど。

また、保険加入時はどうしても「相手方への保障額」に目が行きがちですが、私のように被害者になったときの保障額もしっかりつけておくべきだと思います。

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