交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、被害者が警察を呼ぶ前に去ってしまうと言うレアケースです。
理由を読んで納得しました。とても勉強になる体験談ですよ。

それでは、体験談をどうぞ!

【体験談】私の方に非があったが、警察を呼ばずに去っていた事故相手

私は33歳の男性で、電気工事業をやっています。
去年の冬に起こった事故について書きます。

子供を送迎中、起きた事故。私の方に過失があったが…

うちには当時4歳と5歳の男の子がいるのですが、その子供達を保育園に送るときに起きた事故でした。
信号のない交差点で右折をした際、右から来た乗用車と車の右側側面が接触しました。幸い自分も子供達も相手方にも怪我はなく、大事には至りませんでした。
とはいえ、自車の側面はへこみ、塗装ははげました。相手方の車には、へこみはないものの、塗装のはげが確認できました。

状況的に、自分のほうに停止線と看板があり、過失割合としては圧倒的にこちら側に非があるかんじでしたが、あまり下手に出るのもいけないかなと思い、お互いさまでしょという態度をとりました。

冷静に事故を分析し、警察を呼ぶことを提案

当時、任意保険にも車両保険にも入っていたこともあり、精神的にはそこまでパニックになることはなく、冷静に交渉をしようと考えました。
もちろん相手方は優先道路ということもあり、怒り心頭でしたが、「にいちゃん、保険は入ってるのかい?名前と住所書いてくれ。あとで連絡するから」と言ってきました。
自分は保険にも入っているし、今回の事故なら過失割合はおそらく8対2くらいでうちのほうが損害が大きそうです。下手したら、向こうのほうが損害賠償の額が大きくなるのではという想像はできていました。そこで自分は、「いや、保険とかの支払いの関係もありますし、まず警察を呼びましょう」と言いました。

分が悪いとふんだ相手は去っていき、損害賠償の話はナシに

警察を呼んで事故検証をしてもらえば、だいたいその後の流れはわかっていたので、最悪相手方の車の修繕費が高額であれば、保険を使えばいいやと開き直っていました。おそらく、かなりの確率で向こうのほうが損をする結果になるだろうと考えていました。
しかし、相手方もそういった経験があるのか、こちらが「警察を呼んで事故検証してもらってから損害賠償の話をしましょう」と言ったら、自分の車の被害状況を見て、「やっぱ今回は許してやるわ」と言って、そのまま行ってしまいました。

なかなか賢い判断といえると思います。法律上、後ろからの追突を除いては、過失割合が10対0なんてことはないと自分は認識しています。明らかに悪いのが自分であれ相手方であれ、そのことを念頭に置いて事故対応をするほうがよいでしょう。
ただし、これは似たような事故を過去に起こしたもの同士の経験に基づいた交渉の流れなので、初めての事故の際は気が動転して冷静な対応ができないかもしれません。
どちらにせよ、任意保険に入っていないと完全に心の余裕がなくなってしまうので、万が一のことを考えて保険には入っておくべきだなと思いました。


今回の体験談は以上になります。


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