【体験談】「東京海上日動」の保険の担当者の結論に納得いかず、自ら交渉に乗り出した結果…

こんにちは管理人です。

今回は、40代の女性が、接触事故に遭い、自動車保険会社の判断に納得いかなかった体験談です。

急に車線変更した車に接触されて

5年前に起こった自動車事故です。

ある日普通車に子供を後ろに乗せ、2車線道路の左車線を走行していました。

信号の数十メートル手前、右側に数台の車が右折レーンに止まっていましたが、後ろの方の車が少し右車線にはみ出ている感じになっているのを確認できました。

その数秒後に突然運転席側のドアの横(横と言っても相手の車は私の車の右斜め後ろに迫ってました)に右車線を走行中の車が私の車にほぼくっつくように現れました。

多分車と車の距離は10cmくらいだったと思います。

隣の車の方は左車線の私の車の存在を確認せず、前方右の右折専用車線だけを見て急に車線変更をしようとしていたのです。

とっさの判断で子供も無事で良かった

クラクションを鳴らす時間の余裕もなく、後ろに子供が座っていたので、少しでも衝撃を減らすためにできる限り左に寄りながら減速しました。

とりあえずは相手が私を抜かすような形にしてからクラクションを鳴らしました。

相手は抜かした後にやっと気づいたようで、すぐに止まって私の車に駆け寄りましたが、その時点で運転席のサイドミラーはぶつかったために折りたたまれ、横には擦れたキズがついていました。

ただ、とっさの判断で左に寄ったので強い衝撃もなく子供も無事で良かったと思います。

もしあの時私が斜め後ろから迫る車に気付かず、そのままの速度で走り続けていたら、多分子供は怪我(または大けが)をしていたかもしれません。

そう思うとぞっとします。

被害者加害者にかかわらず、主導権を握ったもの勝ちの交渉

相手は60代かそれ以上の女性でした。同じような普通車に乗っていました。

私たちは近くの駐車場に車を止め、警察を呼びました。

ただ、呼ぶ前に1つ気になったのが、相手の方が私に声をかけてきたときに、大丈夫、私、保険に入っているから、という言い方でした。

この人以前にも何度も事故を起こしたことあるのでは?と。

警察に説明する際、とても暑い日だったので、子供を冷房の付いた車に置いて、様子を見ながら話を所々聞いたので、今考えたら携帯で一部始終録音しておけばよかったと後悔しています。

警察への説明が終わった後、相手の提案でお互いの連絡先を交換しました。

それからは保険会社を通しての話ということで、当時加入していた東京海上日動にお願いして進めてもらいました。

今回は前方不注意でもなく、スピード違反もしてなかったので、私の中ではこれは私は100%何も悪くない事故だと確信しておりました。

むしろとっさの判断で大きな事故にならなかったことを感謝してほしいので、修理代を相手が出して終わりなのだと。

保険会社に任せたが結果に納得いかず…

ただ、主人も友人もよっぽどでないと10対0にはならないから、9対1で相手が悪いになるのではとの皆の予想でした。

私はとっても納得いかなかったのですが。

実際話し合いが始まると、私も相手も保険会社任せ、初めの連絡では7対3という連絡をいただき、担当者にそれはおかしいということを説明しました。

何度言っても同じ回答ばかりで進まず、たったこれだけの事故で時間を費やすと精神的にも疲れてきましたが、そこで諦める私ではありません。

もともと頼りない担当者に、相手の保険会社に直接電話して話したいとお願いして、1度相手の担当者と話しをしました。

多分ですが損保ジャパンだったような気がします。

相手の担当者はとても強いタイプの方でした、何を話しても曲げませんでした。これでわかりました。

こちらの担当者が弱すぎるのでこっちが被害者なのに、向こうに一方的に主導権を握られていると。

事故後の処理のために、相手の主張を録音するくらいの防御は必要

我が家で入っている保険は決して安いものではなく、しかも大手です。

お金を払って保険に入っている意味が全くないと感じた私はすぐに保険会社に電話し、休日でしたが留守番電話にこれでは何のために保険に入っているかわからないという気持ちをメッセージに残しました。

たまたまその日に出勤していたそこの上司がすぐに折り返し電話をしてきてくださって、すぐに対応してくれて、結局上司の方が担当となってくれました。

それからは結構スムーズに、こちらも以前より主導権を握りながら話が進み8対2まで持っていきましたが、私の10対0でないとダメだとい気持ちが強く、最終的に8.5対1.5と提案されました。

担当者いわく、これで妥当とのことでしたが、普通に考えて全く悪くもない私たちが相手の車の修理代の15%も出しますか?

しかも相手の方がキズが多いとの話を聞いています。本当にその時のキズかもあやしいものです。

私はこれ以上同じアクションでは進まないと感じたので、返事する前に相手の方に連絡を取ってこちらが払う15%を向こうに出してもらえるようお願いしてみようと思い、電話を切りました。

相手の方がくれた連絡先に電話をしたらビックリしました。

保険会社を通さず直接相手に電話…

私の電話の番号も知っているので、電話には出ず留守電でした。

私は留守電に「こんなことでなぜか話し合いが長引いています。あれ以来私も車の運転が少し嫌になっています。早く終わらせたいので一度ご連絡ください」とだけメッセージを残しました。

でもその方から連絡が来ることはありませんでした。

次の日、保険の担当者から早速連絡があり、相手の方に連絡しましたか?と聞かれ、はい、でも留守電だったので折り返し電話くださいとメッセージだけ残しました、と言いました。

すると担当者が、実は相手の保険会社の方がどうして連絡したんだ?と言ってきて、もう相手に連絡を取らないでほしい、その代わりに8.5対0でどうでしょうとの提案がありましたと。

希望は10対0ですが、それは無理なのはわかるし、こちらが払う必要のないお金を払わなくて済むのでこれで承諾しました。

今回の件で保険は会社の知名度ではなく担当者によってすべてが左右されるとわかりました。

そして事故の後はいくら動揺していても冷静に相手の話す内容を録音するべきだと学びました。もちろん保険会社は変えました。

(体験談は以上です)

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