こんにちは。管理人です。
今回紹介する体験談は、飛び出してきたキツネを避け、自損事故を起こした体験談です。
それでは、体験談をどうぞ。
目次
【体験談】飛び出してきたキツネを避け、自損事故を起こした
私は現在42歳の会社員男性です。
今回の自動車事故のお話は私が免許を取り立ての頃、18歳の時の出来事です。
アイスバーン状態の道路をゆっくり走っていた私
当時私は北海道に住んでおりまして、事故に遭ったのは冬のことです。
当時乗っていたクルマはスズキのアルトです。
軽自動車です。
冬の北海道ですので、道路は雪道です。
その日は冷え込みの厳しい日でしたので、道路はアイスバーン状態でした。
そんな環境の中、私はちょっとした山道というか一般道の混雑を避けるべく裏道を走っていました。
ツルツルテカテカの道路でしたので、慎重に運転をしていました。
そもそも免許取り立てですので、ただでさえ道路状況の悪い日になぜさらに悪条件である山道を走っていたのか、自分でも当時の自分の行動に首を傾げます。
私は40キロ出るか出ないかくらいの速度で走っていました。
今回の事故は相手のいない単独の自損事故です。
道路を横切ったキツネを避けようと、急ブレーキを踏むと…
山道は比較的順調に走れていました。
その道は山道から一般道に戻るところがちょっとした下り坂になっているのですが、何度がその道を走った経験がありましたので、雪道ということも計算して、どのくらいの位置からブレーキをかけて速度を落とすべきか頭の中でシミュレーションはできていました。
ところが、その下り坂を目前としたところで、一匹のキツネが前を横切ったのです。
キツネ?と思う方も多くいらっしゃるかもしれませんが、北海道の山道にはキツネが生息していて、普段から道路を横切ることがそう珍しくない場所なのです。
時間帯を書くのを忘れていましたが、夕方17時を過ぎていた頃で、冬のその時間ですからもう日も落ちて辺りは薄暗くなっていました。
そこで横切った一匹のキツネ…。
、
私は急ブレーキを踏んでしまったのです。
このようなアイスバーンではけっして踏んではいけない急ブレーキを、です。
その瞬間、車は制御不能となりました。
ハンドルは効かず、そのまま対向車線側の方に突き進んでいきました。
道路の横はもう木々が立ち並ぶ森になっています。
そこに車は向かっていきました。
幸いだったのは対向車に車が走っていなかったことです。
対向車がいたら正面衝突は免れませんでした。
ひとけのない場所で、深い雪に埋もれてしまい…
私の車は対向車線を突っ切って脇の木々の方に突っ込みました。
運良く太い木と木の、それこそ車一台分くらいのスペースのところに車は突っ込みました。
二つ目の幸運があったのです。
どちらかの木に突っ込んでいれば車はもちろん、私も軽い怪我では済まなかったと思います。
道路と森の境は少し段差になっていまして、冬ですからそこに大量の雪が積もっていました。
車はその雪の中に埋もれるようにハマってしまいました。
寒さのせいで雪は少し硬くなってもいましたので、フロントバンパーやボンネットのあたりがへこみました。
しかしその時は車のへこみよりも、どうやって脱出すべきか、それが大きな問題でした。
雪の深さはひどくて、自分の腰ほどまで埋まりました。
こんなに埋まってしまい、しかも足元も安定しない状況では車を引き上げることはできません。
そもそも雪がなくても段差から落ちた車を一人の人間の力で引き上げるのは至難のワザです。
20年以上前のその当時では携帯電話もあまり普及していませんから、持っていない方が当たり前の時です。
山道で辺りに家はなく、電話もない。
暗い中、しばらく途方にくれていました。
損保ジャパンに加入していたものの、車両保険に入っていなかったため、痛い出費に
30分くらい経った頃でした。
一台のトラックが通りかかりました。
私はトラックに停まってもらい事情を話すと、そのトラックは運良く引き上げロープを荷台に積んでいて、そのロープで私の軽自動車を引き上げてくれました。
通りかかったのがトラックで運が良かったです。
本当にこの時は運が悪い中でも不幸中の幸いがいくつかありました。
車はフロント部がへこんでいましたが、帰るくらいはなんとか走れました。
当時私は損保ジャパンの自動車保険に加入しておりました。
今は違う保険会社ですが。
しかし、車両保険をつけていなかったんですよね。
当時の私はあまりよく自動車保険について知識がなかったものですから、毎月の保険料を極力安く抑えたくて車両保険はつけていなかったんです。
その10年後くらいに私は自動車保険関連の仕事に就きまして、自動車保険の内容は今は熟知しております。
車両保険をつけていなかった当時、フロント部損傷の修理にそこそこ出費してしまいました。
18歳の稼ぎには結構痛手でしたね。
車両保険はつけると、やはり毎月の保険料が結構違ってくるのでなるべく抑えたい気持ちになると思いますが、自損事故で車に大きな損傷を負ってしまった時のことを考えるとつけておいた方が安心してかなと思います。
特に雪の積もる北国ではそういう事故に遭う可能性も上がるでしょうから、もしもの備えはしていたいものですね。
今回の体験談は以上になります。
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