こんにちは。管理人です。
今回紹介する体験談は、無理な追い越しをしたせいで起きてしまった事故です。
事故そのものの被害は小さかったのですが、その直後にさらなる悲劇が待っていました。
それでは、体験談をどうぞ!
目次
【体験談】無謀な追い越しをかけてきた運転手の悲惨な結末
48歳の男性会社員です。10年くらい前ですが、被害者の立場で車の事故を経験しました。
事故自体は軽かったのですが、その直後にさらなる悲劇が待っていました。
普通に運転していた私を、無理に追い抜いた軽トラック
会社の仲間とテニスをした帰りに、右折レーンで信号待ちをしていました。助手席にはテニス仲間が座っており、疲れのせいか、ウトウトしていました。信号の右折矢印が表示されたので、アクセスを踏み、ハンドルを右に切って、ゆっくりと車を発信させました。
その瞬間、どこからともなく「ゴー!」というエンジンを高回転でふかしている音が聞こえてきました。右折レーンは1レーンだけだったので、バックミラーを見たのですが、車がありませんでした。しかし、エンジンの轟音が近づいてくるのは、はっきりとわかりました。まさか右からインで追い越しをかけているのかと、右のドアミラーを見た瞬間、「バキッバキッ!」と、左のドアミラーが吹っ飛んでいました。
そう、右折の最中に左から追い越しをかけてきたのです。それも軽トラックでした。一瞬、運転席が見えたのですが、40~50才くらいの男性でした。その男性は、なんと、そのまま逃げだしたのです。
我をわすれてカーチェイス状態に
私は完全に冷静さを失って、アクセル全開で追いかけました。クラクションを鳴らして、「止まれ!」と叫びながら走りました。そのとき、軽トラックの前の信号が赤になりました。するとその軽トラックは信じられないことに、信号を無視して交差点を突っ切っていったのです、私も自分を失っていたので、そのまま交差点を突っ切りました。
そこからは無茶苦茶です。まるでカーチェイスでした。助手席に座っていた会社の仲間は、恐怖のあまり必死に私を止めようとしていたようですが、そんな言葉は全く私には届かず、絶対に逃がさないという思いで車を追っていました。
さらに追突事故を起こした軽トラック
そんなときに悲劇が起きたのです。軽トラックが、横からでてきたセダンの車と激突したのです。私も危うく巻き込まれそうになりましたが、ハンドルを右に切って、なんとか衝突を回避しました。そしてセダンと軽トラックは動かなくなりました。すぐに車を降りて、うなだれている軽トラックの運転手を引きずりだし、胸ぐらをつかみました。その後、警察が来て、事情徴収され、結局軽トラックの運転手が全て弁償することになりました。幸いセダンに乗っていた運転手はカスリ傷程度だったようですが、車は廃車にすると言っていました。軽トラックも廃車です。
ドアミラーを直した領収書を軽トラックの運転手の事務所まで届けにいったとき、その運転手はかなり落ち込んでいたことをよく覚えています。
片方のドアミラーの損害をケチったために、2台の車をスクラップにしたという悲劇です。
今回の体験談は以上になります。
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