交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、見通しのいい交差点で突っ込んできた原付バイクとぶつかってしまった話です。

それでは、体験談をどうぞ。

【体験談】突然突っ込んできた原付バイク。車両の大きい私側が不利な状況に

私は42歳男性でトラックドライバーをしています。
今回は勤務中に起きた事故について話したいと思います。

見通しのいい交差点で、突っ込んできた原付バイク

私は当時、スーパーマーケットの各店舗に惣菜や弁当を運ぶ業務をしていました。
毎日同じ店舗に運ぶ、ルート配送です。
一件配達を終えて、最後の店舗に配送する道中、私は抜け道として毎日住宅街を通っていました。

見通しのいい信号機のない十字路の交差点を法定速度内で走行中、運転席側の給油タンク付近に一台の原付バイクが突っ込んできました。
激しい衝撃音とともに、運転していたご婦人が道路に投げ出されました。
原付バイクは、私が乗っていたマツダのタイタンの車体に潜り込む感じで大破しました。

配送終了後に、警察署へ

私は顔面蒼白になってトラックから降り、ご婦人に元に近寄ると、ご婦人は意識があり、左肩を抑えながら私に謝ってきました。
私も人身事故は初めてだったのでテンパりましたが、即座に救急車を呼びました。
ご婦人は断ってましたが、何かあってはいけないので病院に行く事を薦めました。

その後、警察、荷主、会社の上司に事故報告しました。
次の配送する店舗には荷主の方から連絡を入れてもらい、警察の方が来られてから、現場検証しました。

ご婦人の方が救急車で運ばれて、警察の方も素早く現場検証してくれました。
配送があるという事で、配送終了後に京都府の八幡警察に出頭して、事情聴取を取る形にしてもらいました。
配送先の店舗の店長さんに謝り、警察署に向かいました。

会社の保険ではなく、富士火災保険を使うことになり…

警察では、私は優先道路で、原付は一旦停止をせずに突っ込んできた事を主張したのですが、大きい車の方が不利であり、ましてやご婦人はケガをされてるみたいなので場合によったら人身事故扱いになり、最悪は免許取り消し、良くて免許停止処分になる事を説明されました。

警察でご婦人が運ばれた病院を聞き、様子を伺いに向かったのですが、ご婦人は帰宅されたようでした。
不幸中の幸いで、ご婦人は軽傷で大事に至りませんでした。

帰社して、会社に報告すると、示談する事を薦められました。
会社の保険を使うと無事故手当がなくなり、年間の無事故の表彰の褒賞金もなくなるという話なので、私自身加入している富士火災保険に連絡し、利用する事にしました。

過失がないはずの私が、相手方の原付バイクを新車で購入することに

明後日ご婦人の自宅に出向き、旦那さんも交え3人で話しました。
私の提案で大破した原付バイクを新車で買い与える件で和解し、念書に一筆もらいました。
購入したバイク屋さんに出向き、バイク屋さんの好意もあり、8万円で購入しました。

納得のできる内容ではありませんでしたが、私も免許で飯を食っている立場で、免許を汚したくなかったので、妥協しました。
変に揉めて人身事故扱いにしてほしくなかったからです。
対物保険で支払ったのですが、保険に加入していて助かったと思いました。
それ以来、私は運転に対してかなり慎重に身構えるようになりました。
事故はいつ起こるかわかりませんから。


今回の体験談は以上になります。


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