こんにちは。管理人です。
今回紹介する体験談は、駐車場からバックした車に衝突された体験談です。
それでは、体験談をどうぞ。
目次
【体験談】事故に遭ったが、加害者が任意保険未加入で補償してもらえず苦労することに
29歳の女性、会社員です。
知人（60代女性）が体験した事故です。
買い物中、駐車場からバックした車に衝突され、日常生活の一部に支障がでる状態に
知人が花屋で買い物をしている際、外に陳列してある商品を見ていたところ、軽自動車が駐車スペースからすごい勢いでバックしてきて知人に接触しました。
とっさに逃げたため当たり自体は弱かったものの、転倒してしまい花屋の商品の棚に倒れこみました。
幸い骨折など大きな被害はなかったですが、半身を全体的に打撲し、仕事や家事、日常生活の一部に支障（腕が痛くて上がらないので洗髪が特に困ったそうです）のでる程度の痛みが数週間続き、現在も通院しています。
加害者は任意保険未加入の代車で、加害者の車も未加入で支払いが厳しいと言われることに
知人は普通に買い物していただけなので全く過失はなく、通常でしたらすべて軽自動車の運転主の自動車保険で補償してもらうはずでしたが、事故をした軽自動車は、運転手の所有の自動車を点検に出している間の代車で任意保険がかかっていませんでした。
さらに、点検に出している車も任意保険に加入しておらず、他者運転特約も使用できない状態でした。
最初は加害者が「治療費は全額自分が払います」と申し出たので病院代はすべて払ってもらえていたのですが、通院回数が増えていくと「お金がなくて支払いが厳しい」とのことでした（知人も知人で、健康保険を使わずに１０割負担の自費診療をしていたようです・・・）。
事故車の自賠責名義が前のオーナーになっていて、自賠責保険も使えないことに
その後、治療費や仕事に行けなかった分のお給料の補償はしてもらえないと困るので、事故を起こした車の自賠責保険に請求する方向に話が進みましたが、ここでまた問題がありました。
事故車の所有者である自動車修理工場に上記事故の内容を伝えたところ、この車の自賠責の名義が前のオーナーのままになっているので使えないと言われてしまいました。
どうしたら良いのかわからなくなった知人は、自分が加入している自動車保険の保険会社に問い合わせて、こういった場合は自賠責は使えないのか確認しましたが、「自賠責の名義が現在の車の所有者とちがっても、特に問題は無い。
ただし、自賠責の名義人のところに事故による請求があった旨の連絡がいってしまう可能性はある」との回答でした。
自賠責を使用したことによって、名義人に何かペナルティがあるわけではないとのことなので、全く関係ない他人ですが、お名前だけお借りする格好にできないか？と自動車工場の方から確認を入れてもらいましたが、本当に自分になんのペナルティが無いとは信用できないようで、良い返事がもらえなかったようです。
現在もまだこの案件は解決しておらず、今度は被害者である知人が直接自賠責の会社（JA共済とのこと）に事故の詳細を説明し、アドバイスがもらえないか試みるそうです。
万が一事故を起こした時の被害者と自分のために、任意保険には加入すべき
たしかに近年自動車の任意保険は値上がりが大きくて支払いが大変かもしれませんが、何百キロもする鉄の塊を高速で動かしているということは、簡単に人を殺せる機械を動かしていることと同じだと思います。
今回の知人の場合はケガで済みましたが、万が一のことがあったら、被害者はもちろんですが、加害者だって人生が変わってしまいます。
普段は毎月お金をとられるだけでなんのありがたみも感じられない保険ですが、事故をおこしてしまったときの被害者のために、何よりも自分のために、任意保険には加入するべきだと思います。
最低でも対人と対物の補償と人身傷害くらいは必要だと思います。
今回の体験談は以上になります。
なお、自動車保険の見直しや自動車事故に強い弁護士を探しているなら下記のページを参考にしてください。
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交通事故で被害者になってしまったら。。。
保険会社から提示された慰謝料や過失割合、治療費などに納得いかないなら、和解する前に弁護士に相談するのがポイントです。
弁護士に相談するだけで、慰謝料が大幅に増額されることが多くあります。
相談は無料ですので、増額になりそうな場合だけ正式依頼すれば余計な費用もかかりません。
また、報酬は後払いなので賠償金を受け取ってから払うこともできます。
