【体験談】任意保険未加入者が相手の事故で、泣きっ面に蜂

こんにちは管理人です。

今回は、47歳の男性が、事故に遭い、相手側が任意保険に加入しておらず、自腹での支払いしたという体験談です。

赤信号無視の若者の車が社用のベンツに衝突

観楓会を札幌のあるホテルで開催しました。

午後11時をまわったころ、社長と専務が用事があるからと、営業の方に本社まで車を出してほしいと言い、社長のベンツで本社へ向かいました。

その日は土曜日という事もあり、車はいつもより多かったです。

赤信号を無視した若者の乗用車がベンツの真横に衝突してきました。

スピードも出ていたようで、ベンツは結構な損傷をうけました。

しかしやはりベンツだけあり頑丈で、社長と運転していた営業の方は軽症でしたが、専務は右手を骨折してしまい救急車で病院に搬送されました。

相手が任意保険に未加入のため、自腹の支払金額が莫大に

あきらかな相手側の信号無視なので、相手方が悪いのですが、交差点という事もあり10:0とはならず、保険会社が対応することになりました。

ところが、相手の若者は任意保険に加入しておらず、自腹での支払いということになりました。

車がベンツの上のクラスでしたので大変な支払金額になることは、誰の目からみてもわかりました。

ましては、人身事故ですので、その補償まで考えると莫大な支払となります。

事故の影響は、関係者全体に及び

何度か話し合いをもうけたのですが、お金がないものはないとダダをこねる有様。

一方、なんの責任もない運転をしていた営業の方は責任感の強い方でしたので、責任を感じて精神的に追い込まれ、退職してしまいました。

あまりにも不幸な事故。つくづく事故を起こして誰も得する人などいないと痛感させられました。

専務も退院されましたが、一向に支払いに関しての目途は立たず、長期に渡りました。

会社は食品の製造を行っている会社の為、いくら事故を起こした人であっても、仕事で考えるとお客様の一人であります。

ましてや、何か嫌がらせでもあったらと考えると、訴えるという行為もしたくないので、結局は全額こちらの方で支払いを行い、若者からは、少ない金額でも毎月こちらに返済してもらうことになりました。

人身に関してはただ痛い思いをしただけという、何とも言えない結末になってしまいました。

事故後、会社では任意保険加入者しか車での通勤を許可しないことに

今回のこの事故について、任意保険の加入は大変重要な事だと再認識させられる事故であったと思います。

それ以降、会社に通勤する方々の任意保険の確認を行うようになりました。

任意保険に加入していない方は車での通勤を原則禁止としました。

任意保険は、加入していない場合自分だけではなく、相手に大変な迷惑をかけるものであり、車を運転する方の最低限のマナーだと感じたものです。

(体験談は以上です)

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