こんにちは管理人です。
今回は、60歳の方が、駐車場で車をぶつけられましたが、自動車保険は事故に遭っても、すべてを補償してくれるわけではないということを知った体験談です。
目次
駐車場でぶつけられ、車はトランクが閉まらない状態に
今から5年ほど前の事、知人が家の建て替えで一時的に引っ越すこととなり、当時乗っていたコロナ・プレミオを使って小物を運ぶ手伝いをしていました。
普通乗用車のため、トランクと後部座席にびっしりと積んでもさほど多くは運べませんでしたが、大事なものでしたので乗用車のクッションがちょうどよい保護材ともなって、何往復かしました。
一時引っ越し先の駐車場に止め、荷物を部屋の中に運び込み終わりました。
荷物の整理中に別の住人の車が駐車場に入ってきた音がしたため、車を移動しようと外へ出た瞬間、ガッツ~ンと私の車の後ろに激突、トランクが閉まらない状態になってしまいました。
ぶつけた住人は、バックでいつものように入ってきてよく見ていなかったとの事でした。
さっそく、警察を呼ぶと同時に当時加入していた東京海上日動に連絡を取り、先方の保険会社や住所や連絡先を確認し、しっかりとトランクが閉まらないまま自宅へ戻りました。
車が古いために、修理にかかる金額の3分の1も支払われないことに
保険会社同士の話し合いの結果、100パーセント先方が悪いということになったので、翌日、ディーラーで見積もりを取ってみたところ、トランクの修理やバンパー交換等で50万円以上もかかってしまうという事。
ここで問題になったのは私の車が10年を超える車であったことです。
もちろん任意保険に入ってはいましたが、自身の車は古いために車両保険には入っていませんでした。
ということは先方の保険での修理ということになりますが、ここで立ちはだかるのは「法律的には全損価値以上は支払わなくてもよい」という条項…。
この時点で私の車の価値はわずかに17万円ということでしたので、近年増えつつある、全損価値以上を補償する内容の保険に先方が入っていなければ補償を受けることができないという事です。
私の心配は的中し、先方はこのような保険には入っておらず、全損価値の17万円以上は支払わないという回答があり、トランクを含めた修理はできないとのことでした。
こちらに落ち度がなくても泣き寝入りする場合も
走行に支障はないものの、トランクが閉まらないということは致命的であり、全く落ち度がなくても泣き寝入りするしかないということでした。
もちろん、保険会社のいうところの全損価値を認めたくなければ、裁判所の裁定にゆだねるという手段もあったのですが、トランクが閉まらない車に乗り続ける勇気は起こらなかったため、しぶしぶ受け入れ、17万円で購入できる程度の良い中古車を探すという方向で落ち着きました。
こちら側に落ち度がなくても、事故に遭っても、すべてを補償してくれるわけではないという、良い教訓になりました。
(体験談は以上です)
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