【体験談】凍結した路面で事故を起こし、事故の怖さと保険の大事さを痛感

こんにちは管理人です。

今回は、44歳の男性が、凍結した路面を走行中に、民家の門に激突したが車両保険に入っておらず自費負担した体験談です。

寒い夜、路面が凍結した下り坂で車のリアが横に滑り出し、民家の門に激突

20年以上前の話です。

そのころ自分の自動車が欲しく、一生懸命頭金を貯めてローンを組んで念願の車を購入しました。

購入したのは当時人気の黒色のスポーツカーでした。

最初は自分の車を持てたことで満足していたのですが、今度はその車をドレスアップして自分の好きなように改造し、もっともっとカッコよくしたいという思いが出てきました。

そこで、そのお金を稼ぐために居酒屋でアルバイトを始めました。

居酒屋でのアルバイトでしたので、帰りはいつも真夜中です。ある春先の晩、小雨の降る寒い夜でした。

アルバイトを終えて帰宅の途中で、ゆるい下り坂に差し掛かった時、突然車のリアが横に滑り出し、車が制御できない状態に陥りました。

何とか立て直そうと悪戦苦闘しましたが、目の前には民家の門が迫り、回避できずにそのまま激突しました。

その時はもう春先の暖かい時期で、タイヤも普通タイヤに履き替えていたのですが、その日は冷え込みが厳しく真夜中の冷える時間帯ということもあって、路面が凍結していたのでした。

民家の損害は保険で賄い、車は車両保険未加入だったため自費で修理

車は自走できない状態に破損しており、そのまま近くの広場に車を放置して帰りました。

次の日、レッカー車と共に車の回収と激突した民家に謝罪に伺いました。

民家の門は少しヒビが入った程度で損害は少なかったのですが、車は当たり方が悪かったらしくフロント、サイド、足回りが破損して大損害でした。

民家の門の損害額は数万円程度だったと思います。車の修理費は80万円でした。

民家の門は保険で支払いしたのですが、当時、自動車保険は車両保険に入っておらず、車の修理費は保険がおりませんでしたので、親に借金をして何とか修理しました。

民家の門の対応は全て保険会社の方で対応していただき、すごく助かりました。

車をドレスアップするためにやっていたことが、逆に車を壊してさらに借金を作ることになるという、なんとも悔しい思いをしました。

その後車両保険に加入して補償も手厚くし、事故の怖さと保険の大事さを実感

それ以来、自動車保険は車両保険も加入するようにしています。対物補償も手厚くしました。

また、春になり暖かくなってもスタッドレスタイヤを交換するのは少し時期を遅くしています。

自分の場合は自損事故なので、この程度ですんで良かったと思っています。

この事故のおかげで事故の怖さと保険の大事さに気付けたことも良かったと思っています。

事故の経験があったおかげで、大きな事故を起こさずに今まで過ごせたとも思っています。

当時はものすごく落ち込みましたし、悔しい思いをしましたが、事故の怖さと保険の大事さに気付けたので、結果として良かったのかもしれません。

(体験談は以上です)

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