交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、お子さんが交通事故に巻き込まれ後遺症が残ってしまったと言う話です。
前回紹介した体験談同様に、ろくでもない人間がいるもんだと思ってしまいます。

それでは、体験談をどうぞ!

【体験談】入院している私に会いたくて、急いで病院に向かおうとした息子が障害の残る事故にあってしまった

子供が交通事故の被害にあいました。
私は45歳女性、自営業です。当時の私は2人目を妊娠中の34歳、子供は11歳小学5年生でした。

入院中交通事故にあった息子。事故にあったのは結果的に当時の夫の責任でした。

その日の深夜、陣痛がはっきりとしてきたので急きょ病院へ行くことになりました。
子供を一人残すわけにいかないので一緒に連れて行き、処置の間待たせておくと結局明け方になってしまいました。
ほとんど寝ていない状態で学校へ行かせるのは酷だと思い、夫に「今日は学校を休ませるように」と告げ、私は入院となりました。

入院先で夕方の面会時間になって子供が来るのを待っていましたが、いつまで待っても子供は来ません。
どうしたのかと不安になって町続けていると、とうとう面会も終了の時間に。
そこでやっと夫が到着し、子供が交通事故にあったと知らせてくれました。

学校を休ませてと言ったのに面倒を見るのが嫌で学校へ行かせたらしく、子供が下校時刻になると私に早く会いたくて走って帰宅しようとしたそうです。
ところが途中、歩道をふさぐように路上駐車していた車をよけた時に転び、後ろから来た車に足をひかれてしまったということでした。
子供は足首をひかれ、足先が反対方向を向く形で完全に折れていたそうです。

事故のお陰で進路や人生の変更を余儀なくされた中学3年生の息子

すぐそばの大きな病院に搬送され、そして私は別の病院に入院していましたが子供の病院へ転院させてもらいました。
子供は大きな手術を受けたものの、成長線と呼ばれるこれから成長していく過程で骨を成長させ伸ばしていくための部分がダメになってしまったため、片足のみ骨の成長が止まってしまうことになりました。
そのため、左右の足の長さに違いが出てくるようになり、それは歩行に影響を与え、他の部分の変形をも招くおそれがあるとして中学3年の時に骨を切断し、時間をかけて伸ばしていくという大規模な手術を再度受けることになりました。
この時の入院は3か月に及びました。当然、中学3年ですから受験にも大きな影響を与えました。

さらに、その手術で右足のむこうずねに金属の棒が刺さった状態での生活を強いられ、学校の制服は切って加工しなければならず、松葉づえは手放せず…本当に苦労を強いられました。
高校へ入学するときも、そして入学してからもその生活は続きました。
結局その事故から6年が経過してやっと、状態が固定されたと診断され表面上の治療終了となりました。

後遺症を残した為賠償金は2,000万に。金額の大きさからわかる事故の規模

加害者は大手自動車メーカーの人で、会社で加入していた自動車保険会社の人が窓口となりすべての対応をしていたようです。
夫は子供の父親ではなかったので、その事故後離婚し、母子家庭にもどりましたが元夫が加害者側と勝手に交渉し、金銭を受け取るなどしていたことが後でわかりました。
そのため示談交渉に入った際、その分は差し引くと言われ問題となりましたが後遺症を残したこともあり、2,000万円弱の賠償金となりました。
今はそのお金で子供は大学へ進学し、足がダメになった事で変更を余儀なくされた進路でしたが、新たな進路に向かって頑張っています。

加害者ではなかったものの、私も自分の自動車保険で人身のオプションを付けておくべきだったと思いました。
もちろん自分が加害者になった時のことを考えると、対人、対物は本当に重要だと感じました。


今回の体験談は以上になります。


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相談は無料ですので、増額になりそうな場合だけ正式依頼すれば余計な費用もかかりません。

また、報酬は後払いなので賠償金を受け取ってから払うこともできます。

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