交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、緩やかなカーブで起きた衝突事故の体験談です。
当初は善い人だと思っていたようですが、最終的に裁判沙汰まで発展することになったようです。

それでは、体験談をどうぞ!

【体験談】運転中、たばこに火をつけた加害者。彼の虚言を裁判でくつがえした!

36歳女性、現在生命保険の営業職をしております。

車線をはみだしてきた対向車

緩やかなS字カーブに差し掛かった時の事でした。前から来る対向車がかなりスピードが出ていたのがわかったので、少しハンドルをしっかりめに握り直し、すれ違う直前でした。
急にその車がこちらの車線にはみ出して来たのです。一瞬、運転手が両手をハンドルから放し、煙草に火をつけているのが見えたかと思うと、私の記憶は途切れました。
「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」
その呼びかけにとっさにはっと我に返りました。どうやらガラスに頭を強く打ち付け、気を失っていたようなのです。
その場では体が動いたので、現場検証にもなんとか立ち会うことができました。

でたらめを言う事故相手に対し、裁判を起こすことを決意

双方、人身事故扱い及び全損という運びになりましたが、問題は過失割合です。
事故現場ではとても気を使ってくれた相手方でしたが、保険会社を通した話になると、こちらが「携帯を見ながら運転していた」「猛スピードで突っ込んできた」という根も葉もないでたらめを言っているとの事なのです。
相手の保険は忘れてしまいましたが、こちらは三井住友海上に長年入っていました。

相手の車両内部を見たときに、火が付いたままの煙草が転がっていましたが、今思うと個人的に証拠としてそれを撮影しておけばよかったと後悔しました。
結局、こちらの保険会社が裁判を提案してくれ、こちらもその方が相手の言い分に辻褄が合っていないことを証明できると思い、弁護士さんにお願いしました。

裁判で勝訴!過失割合がひっくり返った

裁判のお陰で、出ていたスピードと衝突の位置関係から言って、相手の言い分がおかしいということになり、もともとはこちらに過失が多くなるという見解だったものがひっくり返り、相手に過失割合が課せられました。
相手方はおそらく女だからと馬鹿にしていたんだと思いますが、裁判にしてしまえば動かぬ証拠だけはどんなに嘘を重ねても覆ることはないということを実感しました。

相手からも慰謝料などのお金がしっかりあり、自分の保険からもしっかりと保障が下りたのは本当に感謝しています。
保険会社同士の話し合いのみで過失割合の決まるものであれば、テレビCMを流している規模の会社はどこもしっかりした対応をしてくれます。
しかし、裁判をするにあたって、弁護士特約を使う場合を考えると、各会社の提携している弁護士さんがどれほどの実績の持ち主なのかを見極めてから保険選びをすることをおすすめします。

万が一のことはいつ起こるかわかりませんので、妥協した保険選びではなく、しっかりした対応のできる保険会社を口コミなどでしっかり見極めることが何よりも大切だと実感した貴重な体験でした。


今回の体験談は以上になります。


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