交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、高齢者の運転する車との接触事故の体験談です。

それでは、体験談をどうぞ。

【体験談】ぶつけた意識が薄く、平然としていた高齢の加害者

私は41歳男性、会社員です。

朝家から3時間くらいの郊外へ家族でドライブにでかけ、その帰りの事でした。

ぶつかってきた軽自動車を追いかけた妻と私

眠くなったので妻に運転を変わって貰い、後部座席でうとうとしていたところ、妻の悲鳴がしました。
何だと思って起きると、前の軽自動車にぶつけられたとわめいています。
確認すると、その軽自動車は止まる気配がないので、とにかく妻にクラクションを鳴らさせて追いかけました。
すると100m程走行して、煙草自販機がある空き地でその軽自動車は停止しました。
当方も停止すると、軽から降りてきたのはお爺さんで、何もなかったかの様に煙草を買っています。

家に帰ろうとするお爺さん。

携帯不免許と分かり…
妻に状況を確認すると、片側1車線の対面交通の直線道路を走行していたら、向かって右側の路地から軽自動車が右折してきて、当方(レンジローバー)の右側面に衝突し、そのまま前方に出て走り始めたとの事。
私がお爺さんに話しかけても無言なので、すぐに警察を呼びました。
警察が来るまでに時間がかかるとの事。
お爺さんは謝罪も会話もないですが、「一回自宅に帰る」と繰り返し、何故か帰ろうとします。
様子がおかしい。
連絡先を聞くと、自宅の番号です。
自宅に帰ろうとするので逃げられては困ると思い、私の携帯から電話をして家族と話し、来てもらう事に。
その後警察が来て処理をしましたが、このお爺さん、免許不携帯で家に免許を取りに帰りたかったらしい。
事故状況から、警察にも絞られていましたが、結局お爺さんからは謝罪なし。

SBI損保から自分たちでの交渉を勧められ、相手の保険会社に連絡

当方過失なしの主張でしたので、当方の損保(SBI損保)に連絡しましたが、交渉は自分でするようにとの事。
お爺さんには腹が立ちましたが、80代以上なので埒が開かず、現場でその娘さん(と言っても60代でしょうか)が丁寧に対応してくれ、当方過失なしの主張を伝え、後日相手方の保険会社より連絡をもらい交渉をしました。
妻が恐怖で参ってしまい、1週間くらい様子がおかしかったのですが、腰痛で1回の通院で済みました。
乳児を含め小さい子供が3人乗っており恐怖はあったようですが、外傷はなし。

人身事故にするのも、遠方でもう一回出向かないといけないのでどうかと思いましたが、警察が診断書の提出は郵送、現場検証は当日実施したもので可との対応をしてもらいましたので、はるばる出向かなくて済みました。
相手方の娘さんから電話を貰い、「自分の保険会社に連絡をしたのでそちらと話してほしい」との事。
保険会社と話しましたが、こちらは只直進していただけで追いかけるように右折してぶつけられたので過失はないと主張しました。
現場でのお爺さんの不誠実な行為もあったせいか、こちらの主張が通りました。

ひょっとしたら認知症?

当方の損害は車右側の骨格が歪む位でしたので衝撃は大きかったようですが、大きくて頑丈な車に乗っていたので横転等もなくて良かったです。
小さい車で横転して相手のお爺さんがそのまま逃げていたらと思うとぞっとします。
相手のお爺さんは高齢特有のお病気だったのかも知れません。
そういう人が乗ると車は凶器になる。
しかし田舎で足腰不自由だと車に乗らざるを得ない。
免許返納等についても考えさせられました。
こちらの主張が通ったとしても損害を回復するまでの時間や労力は大変なものなので、事故は起こしてはならないと思いました。
自動車保険は加入していないと自分も相手も困るのでやはり加入するのは車を乗るうえでの最低限のマナーだと思いました。


今回の体験談は以上になります。


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