交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、無職、車検なし、自賠責保険未加入の相手にぶつけられた話です。

それでは、体験談をどうぞ。

【体験談】無職、車検なし、自賠責保険未加入の相手にぶつけられた私

事故を起こした当時、私は27歳で仕事帰りでした。

左折できないでいる私の後ろから突っ込んできた車

事故はいつもの帰り道で、私が左折するために交差点内で待機しているときに起きました。

詳しく言うと、交差点の手前で左にウインカーを出して信号待ちをしており、信号が変わったので前の車に続き前進しました。
しかし左折車が多く、ウインカーを出しながら交差点に進入したものの、進行方向上の道路には車の入るスペースがなく、交差点内でスペースが空くまで待機していました。
その時、後ろの車がそのまま突っ込んできたのです。
後ろの車はそれほど速度は出ていなかったはずですが、やはりそれなりの衝撃があり、驚きました。

ちなみに、私の車はソフトトップのトヨタMR-S、当たってきた車は軽四のミニカでした。

あいおい損保の担当に対応を確認

とりあえず警察に電話をし、指示を仰ぎました。
まず、怪我人の有無を聞かれました。
先方も怪我をしている様子ではなかったので、「見たところ怪我人はいません」と答えると、ならばとりあえず警察官が到着するまでそのままで待機するように言われたので、申し訳なく交差点の手前でハザードをつけ待機しました。

当たってきた車から降りて来た人は、50~60代くらいの男性でした。
警察に電話した旨を伝え、警察に言われたようにそのまま待機するよう伝えました。
そして、その間に保険会社に電話をしました。

当時の自動車保険は、トヨタ経由であいおい損保に入っていました。
事故の状況と見たところの車体の被害を伝え、保険会社の人にこの後の対応について確認しました。
そうこうしていると警察官が到着し、同じく事故の状況を説明しました。
その際、私と当たった相手は別のパトカー内で状況を聞き取られました。
恐らく言い分の相違の有無を確認することや、状況説明の際の言い争いを避けるためと思います。

私は、「進行方向に車の入るスペースがないので、交差点内でスペースが空くのを待っていた。
つまり、停止していた」と状況そのまま伝えました。
先方も、「前の車が停まっていたから当たった。
行くと思ってたのに停まっていた」と言っていたようで、双方の状況認識はほぼ同じだったと思います。
そして警察の言う通り、免許証、車検証、自賠責保険を提示し、先方との連絡先の交換をしました。

修理費が危うく自腹になりそうに

しかし、先方と警察が何だか揉めています。
どうやら、車検証がないようです。
何だか嫌な予感がしましたが、その予感は的中しました。

その場では「車検証は家にある」と言い張っていた男性でしたが、なんと車検を受けず、自賠責保険にも入っていなかったのです。
私はというと保険にはもちろん入っていますが、今回の場合、過失割合が10対0で、当時は弁護士特約もついておらず、先方も保険に入っていないため、車の修理費用等は先方に直接請求することとなりました。

私の車は、車のほぼ中心にエンジンがあるタイプであり、今回後ろから当てられていたため、車体のみならずエンジンもわずかながら被害を受けていました。
修理費用は約30万となり、この費用を先方に伝えたところ、なんと無職で弁償ができないとのこと。
正直、がく然としました。
当時は弁護士特約は一般的でなく、また、まさか無保険の違法車両に追突されるとは考えたこともなく、もうどこに訴えれば良いか分かりませんでした。
しかし、自分に非がないのに自腹で30万払うのは納得行かず、色々な人に相談しました。
結局は、兄が先方と話をつけ、先方に車を販売した自動車板金工場から修理費用を支払ってもらうことになりましたが、本当に最悪な事故でした。

この一件以降、すぐに自動車保険に弁護士特約をつけました。
今の自動車保険は、弁護士特約が基本的にセットになっているようですが、これは必ず必要です。
事故を起こす相手がどんな相手か分からないので、私のようなケースでは弁護士に入ってもらうしか方法がないのです。
せっかくお金を払って保険に入っているなら、どのような状況の事故でも対応してもらう頼もしい存在であって欲しいです。


今回の体験談は以上になります。


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