交通事故の体験談
こんにちは。管理人です。

今回紹介する体験談は、自転車で横断歩道を通過中に減速していた車がそのまま直進してきてぶつかってしまった話です。

それでは、体験談をどうぞ。

【体験談】ながら運転の危険性と任意保険加入の必要性を実感した事故

39歳になる男性、会社員です。

この事故は私の妻が被害にあった人身事故です。

自転車で横断歩道を通過中、減速していた車がそのまま直進してきて追突事故に

今から2年程前になりますが、私の家内が買い物に行くために自転車に乗っていた時に遭った事故です。
私の妻が片側1車線ずつの住宅街(自宅の近く)の横断歩道を自転車で通過した際に、右側から直進してきた車に追突されるといった被害事故でした。

事故現場の道路は住宅街ではあるのですが信号もついており見通しも良い場所(事故発生場所は直線でカーブ等ではありません)であり、妻の進行方向の横断歩道も青だった事と加害者である普通乗用車が信号の手前で減速しているのを妻が認識していたので危険も感じずにそのまま横断歩道を自転車で渡った際に横から追突されるといった内容でした。

加害者側の普通乗用車は減速していたので速度は出ていなかったようなのですが、衝突の衝撃で妻は自転車ごと転び、相手の普通車のバンパーに自転車と妻の身体が挟まってしまいました。
幸いにも相手の普通車の速度が遅かったので骨折や後遺症等は無かったのですが転んだ衝撃と車のバンパーに挟まった事により左腕と左足の擦り傷と打撲、右腕の打撲といった怪我を負いました。

運転しながら携帯操作に夢中になり事故を起こしてしまい、加害者が非を認めて謝罪

加害者の方は免許を取り立ての20歳の学生だったのですが、運転しながら携帯電話(メール)をいじっていたようで、自分の進行方向の信号が赤になったのと妻がいるという認識はしており減速はしたそうなのですが、携帯電話の操作に夢中になってしまい衝突してしまったそうです。
事故発生直後の加害者の方は気が動転してしまったようで何をして良いか解らずに焦っていたようなのですが、妻の後ろにいた歩行者の男性の方が妻の救護と警察、救急車への電話連絡をしてくれました。
加害者の方は救急車と警察が来てからは少しずつ落ち着きを取り戻し、終始妻に謝罪し警察にも自分の非を認めていたようです。
妻は念の為に救急車で運ばれ全治2週間から3週間との診断をされましたが脳波等にも異常は無く軽傷で済んだ事が不幸中の幸いでした。

加害者は任意保険に加入しておらず、治療費15万円程を加害者が実費で負担することに

その事故の晩に(事故が起きたのは15:00頃)加害者の方と加害者の方の父親が私の自宅まで謝罪に来たのですが驚いた事に任意保険には加入していないので、治療にかかった金額と自転車の修理費(買い替え)は全て実費で持つので申し訳ありませんでした、との謝罪がありました。

私個人としてはお金の事よりも妻の後遺症が後から出ないか?との考えが強かったので直ぐには示談したくは無かったのですが、その後も毎日のように謝罪に来る加害者の方の反省をして疲弊している姿を見ていた妻が早目に示談してあげたいとの事だったので、事故発生から約2週間後に妻の傷も癒えた事を確認して示談をしました。

最初の治療だけは保険対応分もあったのですが、2回目の治療からは全て実費での処置となり結局15万円近く治療費がかかりましたが、治療の日には必ず加害者の方か加害者の父親が連れ添ってくれ、その場で支払いをしてくれました。
罰金や免許点数の減点処分等はわかりませんが自転車の買い替え金額も含めて全て加害者の方が支払ったので完全な被害事故という認識です。

事故から約2年が経ち幸い妻にも後遺症は全くありませんが、この事故を教訓に任意保険の重要さ大切さと、携帯電話だけではなく、~しながらの運転は絶対にしてはいけないと再確認させられる事故でした。


今回の体験談は以上になります。


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