こんにちは。管理人です。
今回紹介する体験談は、ブレーキとアクセルを間違ってしまった事故の体験談です。
それでは、体験談をどうぞ。
目次
【体験談】慣れない運転で、ブレーキとアクセルを間違ってしまった
あまり思い出したくない経験ですが、事故を起こしたのは車の免許を取ってから半年にも満たない時期でした。
現在55歳になる無職の男性ですが、当時は大学2年生でしたので、もう30年以上も前になります。
同級生の車を追って交差点に入った私
免許を取りたての頃は何かと不安で、一人で運転して出かけるのは勇気が必要だったものでした。
初めての遠出として、自宅から大学まで約40kmの道のりを一人でトヨタのコロナを運転したわけですが、心配性だったので、ひと足先に免許を取って車に乗り慣れている同級生と、国道一号線を大阪から京都に向かって走っていた時のことです。
渋滞で有名な交差点に差し掛かろうとした時、突然信号が黄色になりました。
先頭を走っていた同級生の車(トヨタのカリーナ)はそのまま交差点を通過するものと信じていました。
実際に加速したように見えたので、遅れまいとその後に続いたところ、今度は急ブレーキをかけて止まろうとしました。
恐らく渋滞で交差点が混雑し、渡りきれないと判断したのでしょう。
あせるあまり、ブレーキとアクセルを間違って踏んでしまい…
私は驚いて、パニック状態になりました。
道路は片側2車線で右側の車線を走っていたのですが、左側には路線バスが並走しており、車線変更もできません。
当然、右側にハンドルを切ることもできず、急ブレーキを踏んだつもりでしたが、実際にはアクセルを踏んでしまっていました。
この後の結果は推して知るべしであって、前方の同級生の車にまともに追突。
そのはずみで、同級生の車は渋滞の交差点のど真ん中まで飛ばされてしまいました。
普通であれば、ここで多重衝突事故が起きても何ら不思議ではない状況でしたが、運よく他のどの車にぶつかることもなく、交差点の中央付近で止まりました。
追突したこちらの車も、反対車線に飛び出して交差点の入り口付近に停車したのですが、これまた奇跡的に他の車と接触することなく、半ば道路を塞ぐようにして止まりました。
怪我もなく物損事故で済むも、2台とも廃車に
幸い誰も巻き込むことがなく、運転手同士が知り合いであったこと等も理由になったのか、パトカーで駆けつけた警察も簡単に現場写真を撮っただけでした。
「ここは交通量が多いので、すぐに車を移動させてください」と言われ、交差点角のガソリンスタンドに頼み込んで置かせてもらいました。
念のため、病院へ直行して診察を受けましたが、こちらも奇跡的にどこも怪我がなく、最終的には物損事故として処理されることになったのです。
最近、よくブレーキとアクセルを踏み間違える事故が多発しているようですが、とっさの場合には、パニック状態になるのであり得ることだと、今でも当時のことを思い出します。
幸い任意保険に加入していましたので、修理代金の70万円はそこから支払われることになりました。
結局のところ、どちらの車も最終的には廃車することになった次第で、そのことがあって以来、現在まで無事故無違反で過ごしている毎日です。
授業料はかかりましたが、大変良い教訓となりました。
今回の体験談は以上になります。
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