こんにちは管理人です。
今回は、38歳の女性が23歳の時に信号待ちで追突事故にあった体験談です。
目次
交差点、信号待ちでの追突事故
ガシャンッ!という音と共に、首から背中にかけて鈍い衝撃が走った。
それは今から15年ほど前、私が免許を取って2年ほど経過した23歳の夏だった。
初めて自分で購入した三菱 シャリオグランディスでのこと。
自宅から車で20分ほどの場所まで友人を迎えに行った帰り道。
都内にある直進と左折、右折専用の2車線道路の中規模交差点で私は信号待ちをしていた。
私の前には軽トラとヴィッツの2台が信号待ちをしており、私は3台目だった。
交通量の割に信号点灯時間が短いため車間を詰めていたが…
信号が青に変わった瞬間、皆が急いで発進する。この交差点は交通量の割に信号点灯時間が短いことが有名だからだ。
私もいつもよりも少し車間を詰めて、前を走るヴィッツの後ろにつく。
助手席に座る友人とたわいもない話をしながら徐行していたその時。
前のヴィッツが急ブレーキをかけた!咄嗟に私もブレーキを踏む。
ヴィッツと共に私の運転するグランディスも車体全体が前のめりになるほどの急ブレーキだ。
ぶつからなかったことを確認し、ホッとしたのもつかの間。
その直後、グランディスの後方でガシャン!という音がすると同時に私の体が衝撃を受けた。
事故の相手はカタコトの外国人
助手席の友人と顔を見合わせた私だったが、すぐに追突されたことに気付いた。
23歳という若年で一生懸命に働いたお金で買った、人生初めての新車。
当時の私には一大事なこと。車を脇に寄せ、運転席を降り、後ろの運転手に声をかける。
するとまったく聞き取れない言葉を話す、中東系の外国人が降りてきた。
事情を聴こうとするも「わかりません」「日本語少し」「会社の車」ということしか聞き出せない。
加害者の車は平ボディのトラック。車体を見ても、会社名も連絡先も何も書いていない。
女性の私と、日本語がほとんど離せない男性外国人。
不安と恐怖にかられながらも、きちんと対応しなければと必死だったことは38歳になる今でも鮮明に覚えている。
警察へ連絡
協力してくれそうな通行人もおらず、助手席に乗っていた友人は年下、未成年の大人しい女の子。
当時、ちょうど携帯が普及し始めた時期だった。
加害者は携帯を持っていないということと、警察への連絡は控えてほしいようなことは理解できた。
しかし、大事な愛車グランディスの後部はバンパーが真ん中から割れ、地面に引きずらないまでも垂れ下がっている。
ボディも一部凹んでいることが一目でわかる。この状態でこのままサヨナラ、というわけにはいかない。
自分の携帯で警察へ連絡。事情を話し、すぐに来てもらえることになった。その間も逃げられてしまうのではないか、という不安は続く。
10分ほどして、警察が来た!警察と私、加害者で話をし始めると、その加害者の男性はカタコトながらも日本語を話している。
保険会社「東京海上」へ連絡
私が若い女性だからなのか、嘘をつかれていたことがショックだった。
警察の協力により加害者の勤務先、連絡先もわかり、加害者が勤務先と相談し、私の車を修理することに決まった。
加害者の男性は数日のうちに会社から連絡すると言ってくれたので、連絡先を交換し、その場は終了。
グランディスはバンパーをガムテープで支えれば走行に支障が出るほどの傷がないため、私はその状態で帰宅。
帰宅後、次は保険会社へ連絡。当時は新車購入時の勧めで東京海上の保険に加入していたと思う。
その事故連絡センターへ連絡し、詳細を報告したところ、相手の保険会社を確認するようにと指示を受けた。
「保険を使いたくない!」と強硬に主張する相手の勤務先
加害者の勤務先へ連絡したところ、そこの責任者が電話口に出てきた。
これで順調に進むと思った矢先、その責任者から1つお願いがあるとのこと。
グランディスの修理を保険を使わずに、自社で提携している自動車工場で行いたいと言うのだ。
今迄の経緯からとても不安になり、断るも責任者もかなり強引に頼んでくる。
一旦、電話を切り、再度保険会社の担当へ連絡し、経緯を伝えた。
保険会社が直接、加害者の責任者へ連絡
すると、その担当者が直接、加害者の責任者へ連絡してくれるので私はもう何もせず待っていて良いと。
その瞬間、やっと安心できた。
その後、数日して保険会社の担当者から、加害者の勤務先が加入している保険でグランディスを修理してくれることに決定したと連絡を受けた。
結果、身体的な被害はなく、愛車も無事修理が終わり戻ってきたが、精神面での苦痛が大きな事故だった。
保険は金銭的補償以外のサポートで選べ
正直、保険は事故があった時のお金の面だけを考えて加入していた私でした。
しかし、この一件で「交渉」という、一般人には難しいことまでもサポートしてもらえることを知った。
そして、お金はもちろんだが示談、交渉等、専門的なサポートはやはりプロにお願いするべきだと実感した。
今後も、自動車保険は金銭的な補償内容はもちろん、その他のサポート体制が充実している保険に加入すべきだと考えている。
(体験談は以上です)
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