【体験談】飲酒がらみの事故をごまかそうとした青年とその父親の気持ちをおもんばかり示談を受け入れて

こんにちは管理人です。

今回は、35歳の男性が、原付バイクに衝突された体験談です。

飲酒運転の原付に衝突された上に殴りかかれるアクシデント

35歳の冬でした。連日の仕事の過労と寝不足ということもあり、特にその日は疲れていました。

フラフラになりながら勤務を終え、家までは会社から車で30分位の距離を、通い慣れた道をいつものように走っていました。

あまり覚えてはいませんが何か、考え事をしながら運転していたように思いますが、疲れもあってか、すこしぼーっとしていました。

その時、片側一車線の道路で交差点に差し掛かったときにハッとしてブレーキを踏みました。

信号は赤でした。危なかったー、と自分の意識の散漫さを反省し、気を落ち着けて信号が青になったのでアクセルを踏み、交差点内に入ったとたん、ガッシャーン。

一瞬何が起こったのか分からず、当たりを見ますと原付と若い青年が倒れていました。

事故を起こした原付バイクの加害者が逃走

後で分かったのですが、この原付を運転していた青年(A君)は飲酒運転により、信号無視をして交差点に突っ込んだとたん私の車と接触事故を起こしたということでした。

あわてて車を降り、彼に近づき、声をかけようとしたら、A君がすぐさまに立ち上がり、突然殴りかかってきました。

幸い私は空手、合気道と心得がありましたので被害はありませんでしたが、彼は酔っていて、とても暴力的になっていました。

そんなやりとりが10分ほど続いていたところ、A君は原付を置いて、逃亡しました。

私の車のフロントガラス、ライト、バンパーなど結構な被害でもありましたので警察に連絡、事情聴取、現場検証と終え、その日は帰りました。

親にも嘘をついて、示談に持ち込もうとした事故相手

後日、警察から連絡があり、「このあいだの事故の件で当事者が警察署に来ています」とのことで警察署に行き、個室に案内され、中に入るとあの時のA君と横にひとりの中年男性がいました。父親でした。

部屋で3人になり、その父親が私に信じられないことを言ってきました。

「40万で示談してやる。ここにサインしろ」

いかにも自己流に作成したと思われる示談書を机に出し、私に示談を持ちかけてきました。

さすがに私も反論し、少し言い合いとなり、「あんたの息子は赤信号を突っ込んできた上に私に殴りかかってきた。被害者はどっちだ」と思わず口走ったとたん、鳩が豆鉄砲をくらったとはあの顔だと思いました。

「なに?どういうことだ?説明しろ!」と息子に向かって怒鳴りました。

結論、あの日、逃亡したA君は友人宅で一泊、酒が抜けてから家へ帰り、父親に「交差点前の信号が青になったのでゆっくり交差点に侵入したときに私が突っ込んできた」と父親に訴え、その日の朝、父親が息子を連れてここへ来たということでした。

事故で傷つくのは、車両だけではないということ

結局、私は車両の修理を相手に全て負担してもらうという形で示談としました。

飲酒運転の件は警察にも言ってません。

自分の嘘と飲酒運転を隠すため、必死になっていたA君の姿を見て、本当に交通事故というものは車両だけを傷つけるだけではないんだと痛感いたしました。

また、事実を知った父親としての気持ちを察すると何処か寂しいような気がしました。

(体験談は以上です)

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