【体験談】事故後の処理が長引いたときに、保険加入のありがたさを痛感

こんにちは管理人です。

今回は、30代の女性が、接触事故に遭い簡易裁判までもつれこみました。
自動車保険で解決しましたが保険の必要性を改めて身にしみて感じた体験談です。

歩行者の横断を待つため一時停止しているときに起きた接触事故

独身のとき、自家用車で通勤していた時の事故です。

仕事を終えて帰宅する途中、大きな道路から細い道に入ろうと右折したときに、細い道に入りきるかどうかのところで、歩行者が目の前を横断し始めたので一時停止しました。

ちょうどそのとき、私が入った細い道から、逆に大きな道路へ右折で入ろうとした車が、私が一時停止していることに気がつかず、かなりの内回りで右折したので、私の車の右横をこするようにしてぶつかっていきました。

私の車は運転席横に線を引いたような跡と右後ろのバンパーのへこみ。相手の車は前方部の傷でした。

当事者の見解の相違で簡易裁判までもつれこみ

すぐに警察と保険会社に連絡し、その日は終えました。

次の日、契約している保険会社の担当者から連絡があったのですが、すでに相手の保険会社の担当者から先に連絡があって事情を把握しているので…、という前提で話が進められ、そこでとても驚きました。

私が認識していることと相手の方が保険会社へ話したことの内容があまりに違っていました。

私が大きな道路の真ん中に近いところで停車したために進路を妨害されたから車がぶつかったというもので、こちらとしては10:0でもいいくらいの過失割合と考えていたのに、保険会社からの提示は8:2でした。

簡易裁判という形で示談交渉をし、9:1で和解

その後、お互いの保険会社の担当の方同士で話し合いを重ねていただいたようで、保険会社の方には私の説明を理解していただけました。

しかし、どうにも相手の方がそれに納得されないようで、結局、簡易裁判という形で示談交渉をし、9:1で和解しました。

私の気持ちとしては事故の状況もそうですが、こんなに話がこじれ、精神的にも負担が大きかったので慰謝料をもらいたいくらい怒りのほうが大きく、10:0が当然という気持ちでした。

しかし、これ以上話をこじらせてもいいことはないと考えたのと、簡易裁判までいくと、10:0という割合は成立しないのだそうです。

結局、私のほうの負担は車の修理代10万円くらいで、保険を使って等級が下がり、保険料が高くつくことを考えると、保険を使わず現金で修理代を支払ったほうがいいという判断をしました。

金銭面より、精神面で頼りになった保険

あんなに話し合いがこじれ、何度も連絡をとりあったり手続きをしたりと、とても手間のかかる案件だったと思います。

当時加入していた保険会社がどこの会社だったのか、記憶があいまいで覚えていませんが、丁寧に対応いただいたことは今でもとても覚えていて、感謝しています。

それまで、自動車保険というと金銭面での保障という印象しかありませんでしたが、相手との交渉の面でとても頼りになるなと感じました。

もし、自分ですべて対応しなければならなかったと思うとぞっとします。

その点で、自動車保険に加入していて本当によかったと思いましたし、今後も親身になって対応してくれる保険会社さんと契約していきたいと思っています。

(体験談は以上です)

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