0歳児など赤ちゃんが交通事故に巻き込まれた場合には?

こんにちは、管理人です。毎日何件もの交通事故が起きる日本で、まさに車社会といえるでしょう。電車やバスなどの交通手段が行き届いていない市町村にとっては、自家用車は交通手段としてなくてはならないものとなっています。

また、最近では赤ちゃんを巻き込んでしまった交通事故も発生しています。

交通事故の被害にあってしまった乳幼児はどのような医療機関に受診し、検査すべきなのかを本稿で紹介します。

赤ちゃんを同乗させた自動車で事故に遭う

赤ちゃんを同乗させた自動車で事故に遭う
生後7ヶ月の赤ちゃんを育てるシングルマザーのAさんは買い物へ近くの大型ショッピングセンターへ向かうため、軽自動車を運転していました。

目的地まであと少しまで来た時に、赤ちゃんが泣き出してしまいAさんはこれまでの経験からトイレだと直感しました。

駐停車可能な道路の路肩に車を駐車し、チャイルドシートから下ろした赤ちゃんと一緒に後部座席へ移動したAさん。

フルフラットにした後部座席に赤ちゃんを寝かせて、おむつを換えようとしたその時でした。

運転手は軽い怪我で済み、赤ちゃんは無傷の模様

突然後ろから年配の夫婦が運転する車が追突してきました。

衝撃で前のめりになったAさんは右の頬と右肩を運転座席に強打しましたが、赤ちゃんはたまたまAさんの手で腰のあたりを押さえていたので、シートから落下するようなことはなく、一瞬泣き出しましたが、すぐに落ち着きました。

その後、加害者側の方の通報によって救急車が到着し、親子ともに病院へ移動しました。

幸い、母親のAさんも軽症で済んだので当日中に治療を終え、赤ちゃんも触診のみで親子揃ってその日のうちに家に帰ることができました。

赤ちゃんの交通事故の診療

赤ちゃんの交通事故の診療
さて、ここで気になるのは赤ちゃんの診断についてです。

基本的に、0歳児の赤ちゃん受傷後に泣き出したり、母親からみて普段と変わった様子がない場合はレントゲン撮影や精密検査は行わず、医師による触診と経過観察で治療を終えることがあります。

事故当時の状況から脳にダメージを受けた可能性が少ない場合も同様に、MRなどは撮影せずに、母親による経過観察のみで診療を終えることが多いようです。

今回の事故は路肩へ駐車しようとした加害者の車が前方との距離を見誤って、Aさんの車へぶつけてしまったことが原因で発生した事故でした。

不安に感じたことは、救急隊員へ相談を

赤ちゃんが座席下へ落下することもなく、すぐに泣き止んだと状況からおそらく突然の衝撃と母親が混乱する様子から不安を感じて泣き出してしまったものと推測されます。

移動中に救急隊員の方から説明がある場合もありますので、不明な点は質問してみましょう。これまで、何人もの赤ちゃんを救急搬送してきた専門家なので、丁寧に教えてもらえますし、事故状況の説明内容によっては、適切な診療科目へ搬送してくれることでしょう。

赤ちゃんにとって一番こわい衝撃は、脳へのダメージです。

また、赤ちゃんは自分自身で症状を説明することができませんので、医者への説明は母親のAさんが行うこととなります。事故に気が動転して、なかなかうまく説明できず混乱してしまうお母さんも多いようですが、我が子の異常の有無をしっかりと見つけられるのは日常的に赤ちゃんと一緒に生活しているお母さんのはずです。

ゆっくりと、いつもと違うところはないか、見覚えのないアザや傷はないかなど、細かい部分までしっかりと様子をみてあげましょう。

赤ちゃんの様子を母親がしっかりと見る

まず、痙攣していたり嘔吐していたりはないか、いつもと違う様子がないか赤ちゃんをよく観察しましょう。赤ちゃんは自分の身に異常があれば泣き続けたり、脳や体に異常があれば、かならず体や泣き声に変化がみられます。

母親からみて変わった様子がなく、脳にダメージを受けた可能性が少ない事故状況で、且つ受傷後に泣き出していない場合は、基本的にレントゲン撮影などは行わない方針を持つ医療機関が多いようです。

これは、成人と比べて乳幼児はどうしても放射線の影響が体の大きさから少なからず大きくなってしまうため、上述のような症状がみられていない場合は、原則的にレントゲンやCTといった精密検査は行わない方針になります。

しっかり調べてもらえないので、不安に感じてしまうお母さんもいるかと思いますが、医師の診断に従い、それでも不安に思うようであれば、病院を変えて再度受診してみるのも一つの方法です。

まとめ

まとめ
母親から見て少しでも、いつもと赤ちゃんの様子がおかしいと感じた場合は、再度医療機関を受診して、医師に改めて症状を説明しましょう。

また、保険会社と示談交渉の話をする際は、念のため被害者や赤ちゃんに後から症状がでてきた場合の対応について、きちんと協議をしておくことをお勧めします。

万が一、気になる症状が見られた場合は小児科もしくは外科・形成外科を受診してみましょう。

小児科ではレントゲンを撮影することはできませんので、もし脳へのダメージが心配でレントゲン撮影が必要になるようであれば外科へ受診しましょう。

交通事故で被害者になってしまったら。。。

保険会社から提示された慰謝料や過失割合、治療費などに納得いかないなら、和解する前に弁護士に相談するのがポイントです。

弁護士に相談するだけで、慰謝料が大幅に増額されることが多くあります。

相談は無料ですので、増額になりそうな場合だけ正式依頼すれば余計な費用もかかりません。

また、報酬は後払いなので賠償金を受け取ってから払うこともできます。

【全国対応】交通事故に強い弁護士事務所はこちら


弁護士法人ALG&Associates

自動車保険を安くするコツ!

どこの保険会社も保険料は同じと思っていませんか?

実は、同じ会社でもインターネットで見積もりを取るだけで5000円以上割引になることがあります。

さらに、他の保険会社にすることで5万円以上安くなることもあります。

そこで、便利なのが自動車保険の一括見積りサービスです。

保険料が安くなった方の節約金額は平均約25,000円

無料で見積もりを取るだけで無駄な保険料を節約することが出来ます。

今の保険料が高いと感じている3年以上自動車保険の見直しをしていないという方は、一度確認しておくとよいでしょう。

自動車保険の一括見積りサービスはこちら


自動車保険料を安くしたいなら