自動車保険の更新前にゴールド免許になった場合の保険料はどうなるの?

こんにちは、管理人です。「ゴールド免許になると自動車保険料が安くなる」という話を聞いたことはありませんか?安全運転を心がけてやっと憧れのゴールド免許になったら、今契約している自動車保険がいつから割引になるのか、とても気になりますよね。

今回はゴールド免許割引とはどういったものなのか、そして、自動車保険の更新前にゴールド免許になった場合、自動車保険の保険料がどうなるのかについて解説します。

ゴールド免許割引制度

ゴールド免許割引制度

ゴールド免許のドライバーは事故を起こす確率が低いと考えられるため、保険会社から見れば「事故を起こさないから、保険料がそのまま会社の利益になる優良な顧客」ということになります。

従って、ゴールド免許の顧客を獲得することは保険会社のメリットとなるため、現在は多くの保険会社において「ゴールド免許割引」という制度があります。

ゴールド免許割引の適用条件

ゴールド免許割引の適用条件は下記のとおりです。

《ゴールド免許割引の適用条件》

  • 「保険始期日」時点で、「記名被保険者」の運転免許証の色がゴールドであること

※「保険始期日」とは、保険期間が開始となる初日のことです。また、「記名被保険者」とは、保険契約する自動車を主に使用する人のことです。

上記を満たせばゴールド免許割引が適用されますが、保険会社や商品によっては、「記名被保険者の年齢が21歳以上であること」といった年齢条件が追加されていたり、そもそもゴールド免許割引制度がなかったりする場合がありますので、注意が必要です。

保険会社によって異なるゴールド免許の割引率

ゴールド免許の割引率の設定は保険会社によって異なっており、商品や契約内容によっても変わりますが、だいだい“10%前後”となっています。

また、免許の色だけでなく年齢条件によって割引率が変わる保険会社や、「記名被保険者の配偶者と同居の家族全員がゴールド免許だと割引率が大きくなる」といった保険会社もあります。

保険更新前にゴールド免許になった場合の保険料

保険更新前にゴールド免許になった場合の保険料

それでは、自動車保険の更新前にゴールド免許になった場合、保険料は更新前から割引が適用されるのでしょうか。

ゴールド免許になっても、保険を更新するまで割引にはならない

前述「1.1 ゴールド免許割引の適用条件」で説明したとおり、ゴールド免許割引が適用されるかどうかは、原則として“保険始期日の免許の色”で決まります。

従って、保険更新前にゴールド免許になったとしても、あくまで“保険始期日の免許の色はブルー”ということになるため、次に保険を更新するまでゴールド免許割引は適用されません。

ゴールド免許になる場合は長期契約に要注意

自動車保険の契約には、1年毎に更新する「単年契約」のほかに、3年などの「長期契約」というものがあります。

長期契約とは「契約期間中は契約時の条件が継続して適用される」というものであるため、例えば「契約中に事故を起こして保険を使ったとしても、契約期間中は等級が維持されて保険料が上がらない」というメリットがありますが、ブルー免許からゴールド免許になる場合には注意が必要です。

なぜなら、長期契約期間中にブルー免許からゴールド免許となった場合、その契約期間中の「ゴールド免許割引の追加」に対応している保険会社と、対応していない保険会社があるからです。

対応していない場合は、長期契約期間が終了するまでゴールド免許割引が適用されないこととなり、損をしてしまいます。

従って、ゴールド免許になる見込みがある人は、「長期契約中のゴールド免許割引の追加」に対応していることを保険会社に確認した上で長期契約するか、あるいは取り敢えず単年契約にしておき、ゴールド免許になってから長期契約にすることがおすすめです。

ゴールド免許更新手続き前に保険の更新日がきた場合

ゴールド免許更新手続き前に保険の更新日がきた場合

それでは、「いよいよ自動車保険の更新日がきて、ゴールド免許割引が適用されるぞ!」という時に、もしも忙しくてまだゴールド免許更新手続きをしていなかったらどうなるのでしょうか。

この場合、保険更新時における“保険始期日の免許の色はブルー”となってしまいますが、免許更新手続きが早いか遅いかの違いだけでゴールド免許割引の適用有無が変わってしますのは不合理であると言えます。

ゴールド免許とみなされれば割引が適用される

このような不合理をなくすため、以下の条件を満たしている場合は「ゴールド免許とみなす」と判断されます。

《ゴールド免許とみなされる条件》

  • 免許の更新期間(誕生日の前後1ヶ月)内に保険始期日があること
  • 保険始期日前後いずれかの免許の色がゴールドであること

従って、ゴールド免許更新手続きが遅れている間に保険の更新日がきてしまったというケースでは上記の条件を満たしていることになるため、ゴールド免許とみなされて割引を受けることができます。

ブルー免許になる場合でもゴールド免許とみなされるケース

逆に、ゴールド免許からブルー免許になってしまう場合でも、“免許の更新期間内に保険始期日がある”といった上記3.1の条件を満たしているケースであれば、ゴールド免許とみなされてゴールド免許割引を受けることができます。

このようなケースに該当する人は、保険を更新する際に例えば3年間などの長期契約にしておけば、その先3年間はゴールド免許割引が適用されることになるので、長期契約の検討もおすすめです。

まとめ

まとめ

ゴールド免許割引は、「保険始期日時点で、記名被保険者の運転免許証の色がゴールドであること」が適用条件となっているため、自動車保険の更新前にゴールド免許になったとしても、次に保険を更新するまでゴールド免許割引は適用されません。

なお、ゴールド免許割引の適用条件、割引率については、保険会社によってそれぞれ異なっており、保険会社や商品によってはゴールド免許割引という制度がない場合もありますので注意してください。

また、ブルー免許からゴールド免許になる見込みのある人が自動車保険の長期契約をする際は、「長期契約中のゴールド免許割引の追加」に対応していることを予め保険会社に確認しておくか、あるいは取り敢えず単年契約にして、ゴールド免許になってから長期契約を検討することがおすすめです。

逆に、ゴールド免許からブルー免許になってしまう人で、免許の更新期間内に保険始期日がくる場合は、長期契約をすれば契約期間中はゴールド免許割引を受けることができます。

いずれにせよ、ゴールド免許割引という制度は「保険始期日」が基準になるということをしっかりと覚えておくとよいでしょう。

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