フォルクスワーゲンの自動車保険料はどのくらい？

こんにちは、管理人です。

少し注意して街中を見渡すと、海外自動車メーカーが製造する高級車が道路を走る様子を見かけることが多いかと思います。

ところで、高級車となるとガソリン代や修理代はもちろん、維持費や自動車保険料も高そうだと考える人も多いのではないでしょうか。

本稿では、フォルクスワーゲン(VW)の自動車保険料はどのくらいかかってくるのか、説明したいと思います。

自動車保険料の仕組み

フォルクスワーゲン(VW)の自動車に限らず、一般的に自動車を走る際には自賠責保険への加入が義務付けられています。

また、自賠責保険だけでは賄えない交通事故を起こしてしまった場合は、全額自腹となりますので多くのドライバーは任意保険とよばれる自動車保険をプラスで加入します。

自動車保険の補償範囲

自賠責保険の補償

自賠責保険の補償は全て相手方の身体への補償に限られています。

自賠責保険で注目するポイントは、交通事故による慰謝料がこの限度額を超えた場合、残りの金額は全て自己負担になる点です。

交通事故の状況によっては自賠責保険を超えるケースも珍しくなく、また自身の怪我の治療や車両の修理費は補償対象外になっているので、任意保険で補償が不足している部分を補うために、多くの人は自動車保険にします。

自賠責保険とは、あくまでも相手側を補償するための保険であるという本質があるからです。

任意保険の補償範囲

任意保険の補償範囲は自分、相手、車両を問わず様々な保険内容が用意されています。

具体的には以下のような種類があります。

・ 対人賠償保険

自動車による事故で、他人を死亡または負傷させてしまった場合の補償です。
自賠責保険などの支払い限度額を超える部分について、保険金が支払われる場合が多いです。

・ 対物賠償保険

自動車事故で、他人が所有する車や家屋、物を壊してしまった場合の補償です。他にも、ガードレール、信号機、電柱、店舗なども補償の対象に含まれます。

・ 人身傷害保険

自動車に搭乗中や歩道を歩行中に、自動車事故で死傷したときの補償です。事故の過失割合にかかわらず、保険金額を限度に搭乗者傷害保険とは別に独立して支払われるケースが多いです。

・ 搭乗者傷害保険

契約車に搭乗中の人が、自動車事故によって死傷したときの補償です。対人賠償保険、人身傷害保険とは別に考えられるのが特徴です。

・ 車両保険

自動車事故で、契約車に修理が必要となる損害が発生した場合の補償はこの保険で賄われます。

・ 無保険車傷害保険

自動車事故で契約者が死亡または後遺障害を負ったものの、相手の車がわからなかったり、無保険の場合であったりした時など、相手方から十分な補償が得られないと考えられる場合に、こちらの保険を使う内容です。

上記の中から、保険目的に応じた補償内容を選びます。全ての保険に加入して万一の事故にも万全の態勢を整えることも可能です。

フォルクスワーゲンの自動車保険料

フォルクスワーゲン(VW)は、日本でも人気のあるドイツの自動車販売メーカーです。

ドイツの大衆車として高い支持を受けていて、ゴルフやポロといった名前を聞いたことはある人も多いのではないでしょうか。

一般的に国外車と国産車のいずれであっても、販売台数によって保険料が変わってきます。

これは販売台数が多いと車の部品もある程度は流通しているので、修理費用を押さえられるためと考えられます。

ただし、同じフォルクスワーゲンでも「ビートル」や「トゥアレグ」といった車種になりますと販売台数から考えて保険料は割高になる傾向があります。

また、自動車保険料は事故率や盗難率によっても変動します。

車種ごとに保険料は変わってきますので、確認したい場合はそれぞれ見積もりを用意する必要があります。

車の保険料がきまる仕組み

車の保険料はこれまでの事故統計に基づいて出された各保険会社の基準によって費用が計算されています。

フォルクスワーゲンの自動車は保険料が高い？

フォルクスワーゲンは日本でも人気の自動車メーカーになるので、全体的な保険料の水準は、他の外国車と比べて安めになるかと思います。

しかしながら、車種や補償内容によっては保険料が高くなることもあります。

実際に例をあげてみましょう。また、見積もりを行うにあたり、対人・対物補償は無制限とします。

３０歳で自分しか乗らない「up！のmove up！」の場合

• 年間走行距離：３０００Km
• 免許の種類：ブルー
• 現在の等級：６等級
• 車両保険：なし
• 運転者限定：本人限定
• 運転者の年齢制限：３０歳以上

の場合、年間およそ６２３,０００円（月々５,３００円)になります。

２５歳の夫婦（運転する子供無し）で「ゴルフ　トレンドライン」の場合

• 年間走行距離：３０００Km
• 免許の種類：ブルー
• 現在の等級：６等級
• 車両保険：なし
• 運転者限定：配偶者限定
• 運転者の年齢制限：２１歳以上

の場合、年間およそ１１０,３００円（月々９,３００円)になります。

また、同じ２５歳の夫婦が車両保険をつけた場合は、年間２３８,３００円（月々２０,０００円）になります。

５０歳の夫婦（運転する子供あり）で「ビートル」の場合

• 年間走行距離：３０００Km
• 免許の種類：ゴールド
• 現在の等級：２０等級
• 車両保険：なし
• 運転者限定：限定なし
• 運転者の年齢制限：無制限

また、誰が運転しても補償されるように「運転者限定」をしない場合は年間およそ１１１,３００(月々９,４００円)になります。

また、こちらの夫婦が、車両保険をつけた場合は、年間２４０,５００円（月々２０,２００円）になります。

車両保険には修理が発生した場合の車の部品やパーツを用意する必要があるため、その分コストが高くなります。

また販売台数が少ない車種の場合は、海外から部品を取り寄せる必要があるため、車両保険の費用も高くなる傾向があります。

車両保険をつけた場合、国産車、海外車を問わず修理費用を見越した料金設定がされるので月々の出費は総じて高くなってきます。

新車の時はつけておいて、運転年数が増えるにつれて車両保険への加入を見直しする等、運転年数にあわせた設定を行うことも、保険選びの際のひとつの選択肢になるでしょう。

車種によって費用は変わってくるので、詳しくは加入を検討している自動車保険に問い合わせると具体的な見積もりが提示されます。

まとめ

フォルクスワーゲンは国内でも人気があるドイツの自動車メーカーです。

国内でも販売台数が多い車種であれば、外国車だからといって月々の保険料が大きく高くなるといったことはないようです。

もし、あまり市場に流通していない車種であれば製造部品の取り寄せ等に費用がかかるため、車両保険が割高になる可能性が考えられます。

車両保険をつけるかつけないかでも費用が変わってはきますが、車種によっては国内の販売台数も大きいものもあるので、その分、月々の支払いを抑えることもできる場合があります。

この機会に、フォルクスワーゲンの自動車保険を見直してみるのはいかがでしょうか？

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